〈Rick Owens（リック・オウエンス）〉と〈Dr. Martens（ドクターマーチン）〉によるコラボレーションが実現。今回のコラボレーションでは、〈Dr. Martens〉を象徴する“8ホールシューズ”として知られる1460と、“18ホールシューズ”こと1918をベースモデルにチョイス。1460はアッパーに柔らかなルナレザーを使用し、極太のシューレースと通常より大きめのアイレットがデザインのアクセントに。一方の1918は、アッパーに採用したヘアオンレザーとシルバーのアイレットの組み合わせでエレガントな佇まいに仕上げている。両モデルともパールカラーのシューレース、サイドジップ、約5センチの高さを誇るクアッドレトロソールを備えており、Rickらしいダークな世界観は保ちつつ、洗練された雰囲気を兼ね備えたモデルが誕生した。また、本コレクションのルックにはアメリカのパフォーマンスアーティスト Ron Athey（ロン・アティ）をモデルとして起用。RickはRonをキャスティングした理由について、以下のように語っている。「Ron Atheyとは1980年代から知り合いで、LAの汚いクラブでよく会っていたんだ。彼はクラブ・ファックのゴーゴーボーイで、当時生まれたばかりのハードコアなピアス・テクノのサブカルチャーシーンでは重要な存在だったよ。やがてRonのダンスは進化していき、今日彼の最もよく知られているパフォーマンスアート作品に発展したんだ。Ronは自分が今まで見た中で最も美しい生き物で、畏れ多くも私はすっかり彼に魅了されてしまったよ。今回のDr. Martensとのコラボレーションは、超越への個々の探求がいかに優雅なものであるかを示す最良の例として、Ronに表現してもらうことにしたんだ」